夏休みになると思い出す幼き頃の私
子どもたちは楽しい夏休み。
大人たちは底辺会社員は夏休ももらえず毎日働く厳しい夏。
子どもの頃のように夏も楽しめなくなってきた今日この頃。
小学生の時ときに「頭のおかしかった自分」を思い出して涼しくなることに成功する。
あのときはナチュラルに頭がおかしかったので、思い出すのも心苦しくなる。
大好きだったプール、学校全体で水着の色は紺色と決められていたのだが
「おさがりでもらって気に入ったから」という理由だけでド派手な水着を着用し続けた小学生のあの頃。
無理やり年上の集まりのサッカーに混ぜてもらい結局中指を骨折して楽しめなかったあの頃。
包帯のままいろいろなものを食べて清潔にしていなかった結果、0-157に感染しひと夏丸ごとつぶしたあの頃。
自由研究が面倒だったので大好きだった芸能人をストーカーのように調べてそれを模造紙にまとめて提出したあの頃。
今となっては美しい思い出です。
思い出すだけで背中がひんやりします。
まともな大人になれてよかった。
仕事に行きたくない、といいつつも仕事に毎日真面目に通う大人になれてよかった。
幼さ故の過ちということで自分の中ではそろそろ完結したいと思っているのだが
毎年この時期になると思い出してなんともいえない気持ちで苦しめられるので
そこは今は大人になった私はグッと冷たいビールで流しこ事にしようと思う。